「告白」で大賞を受賞した湊かなえさん(左)と、花束を渡す昨年大賞を受賞した作家の伊坂幸太郎さん=6日、東京都港区の明治記念館(撮影・早坂洋祐)(写真:産経新聞)
この作品の主人公であるナガセは、29歳。就職氷河期に入社した会社でひどいモラルハラスメントにあい、働くのが怖くなってしまったという経験をしています。
(1)風太郎の顔
一度見たら忘れられない、風太郎の顔。顔の半分は憎々しげに眉も眼もつりあがり、牙のような歯がのぞく。もう半分は眉も眼もたれ下がり気味
一コマ目に描かれているのは、土の中から何かをつかもうとしているかのように伸びている人間の手、降りそそぐ雨。冒頭から衝撃的だ。そこに、こんな言葉がかぶせられる。<
銭のためならなんでもするズラ――。貧しさゆえにつらい幼少期を過ごし、罪を重ねながら成り上がっていく主人公の壮絶な生涯を描く『銭ゲバ』。ドラマ化され、再度注目され
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